R32いじり

R32 メーターパネルの照明リフレッシュ後編

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「視認」の項目で挙げたメーターパネルの照明リフレッシュについて紹介します。後編では照明の換装作業を説明していきます。

今回照明として採用したLEDはヤフオクで出品なさっている「tetsutaku2001」さんにお世話になりました。今後紹介していく照明系は全てtetsutaku2001さんの商品を採用しております。タイプMの様に古い車両になりますと車両側の部品が枯渇しているため、スイッチ類やエアコンコントローラなどは車両から外して送付することで加工・返送をしてくださいます。取り付けに関しましても写真付きの作業手順書をカラープリントして同梱してくださいますのでドライバー片手につけたり外したりできる方ならば容易に取り付けが可能です。また、照明自体の不具合があった場合は期限はありますが再作業のフォローもして下さいますのでとても信頼のおける出品者様であります。ぜひ、検索してみてくださいませ。

前編、後編合わせて作業手順は以下のようになります。

  1. (前編)インストロアパネル取り外し
  2. (前編)ステアリングコラム取り外し
  3. (前編)クラスターリッドA取り外し
  4. (前編)コンビネーションメーター取り外し
  5. (後編)電球ソケット取り外し
  6. (後編)ソケットにLED球装着
  7. (後編)逆手順で各部品取り付け

5.電球ソケット取り外し

コンビネーションメーターの裏側を見ると

メーター裏

丸を付けたところが燃料、ブースト、スピード、回転数、油圧、水温のメーターたちを照らす電球のソケットになります。こちらの電球は「T10」というサイズのウェッジ球になります。その他同じサイズのソケットが見えますがこれらは警告灯なので常時点灯ではありません。今回はこれらはLED変更なしでいいかなぁと思いました。ウェッジ球でいいやという方はホームセンターやカー用品店に置いてあるようですのでそちらで対応いただけたらと思います。ちなみにtetsutaku2001さんはタイプMちゃん、すなわちHCR32だけでなく、BNR32 GT-R(電球の数がことなるらしい)や、R32スカイライン以外の車種に対応してくださっていますので、検索・お問い合わせくださいませ。

また、ちょっと小さいタイプのソケットも見えると思います。これらも警告灯やウィンカーになりますので今回はパス。青く見えるソケットはGT-R以外のスカイラインについているデジタル時計の照明になります。なんで色が違うのだろう?日産さんとしては別部品として扱っているということですかね??こちらの小さい電球は「T6.5」というちょっと特殊なサイズのウェッジ球のようです。ホームセンターなどでは見つけることができませんでしたが、どうやらバイクでよく使われているようでネットで購入することができそうです。

ちなみに「T※※」というのは電球部分の直径(mm)を表しているようです。端子部分はそれらにしたがってサイズが決まっています。ソケットを流用するようであれば、別のサイズで置き換えない方がいいのかなと思っております。

茶色のソケットを反時計回りにひねるとソケットを引き抜くことができます。

ソケットから外したウェッジ球

ウェッジ球をまっすぐ引き抜くことでソケットから外すことができます。このソケットにLEDを差し込み、再びソケットを設置することで作業が完了します。

6.ソケットにLED球装着

tetsutaku2001さんから届いたLEDはこちら.

LEDの梱包状態

tetsutaku2001さんを強く推す理由はこういったところのお気遣いがすごいところです。どこかって?実は5つのLEDを送付いただいたのですがその全てが保護シートで包まれて、そのシートが取れないようにテープ止めしてくださっております。そしてそのテープを剥がしやすいようにテープ端部を折り返して置いてくださっているのですよ!こういうところって剥がしづらいじゃないですか?折り返してあるとテープ剥がすのもラクラクですよね!!これをみた瞬間、他の商品も「間違いないっ」と一瞬で信頼させていただいた次第です。

LEDの極性マーク

開封して見ると端子の+マークがついている方と何もついていない方があります。そう、どうやらLEDには+ーの極性があるらしいのです。この後、ここを気をつけて装着する必要があるのできちんと確認しておきます。

また、このLEDは小さな角形LEDが複数付いていて、あらゆる方向を向いております。LEDというのは光の向かう方向に指向性があるため、白熱球のように360度照らすというのは苦手です。そのため、数個の電球で広いメーター面積を照明するには複数個のLEDを用いてまんべんなく照らせるように構成する必要があるのです。こりゃ、ムラなく照らされるメーターの姿が目に浮かんできて楽しみですね!このLEDを先ほどウェッジ球を外したソケットに装着します。コネクタ部分の形状はウェッジ球と同じなので、まっすぐそしてLEDの電極を曲げないように装着します。

LEDとソケット

電球としてはウェッジ球よりも先端が広がっているのが分かると思います。これを装着する際はまっすぐ入りませんので、斜めから徐々に回転させながら装着することになります。

斜めに、回しながら入れていく感じ

LEDを装着した際、ソケットに+電極のマークをマジック等で印付けすることをお勧めします。メーターパネルに取り付けた後、どっちが+かわからなくなるからです。間違えたまま全てを組み付けて点灯しない!なんてことがあった時の手戻り工数たるや。。。おそろしや。。。ですもの。

ここで気になるのは+-の極性ってどっちがどっち?です。。tetsutaku2001さんはその辺も写真付きで図解した説明資料を添付してくださっているので安心ではあるのですが、スカイラインはGT-RやGTS-tその他のグレードが多々あり、自分のものがどうなっているのかは自分で確認したほうが確実だと思います。(当然tetsutaku2001さんはGT-R以外のグレードについても言及してくださっていますよ)そこで私はテスターなるもので極性の確認をしました。そのお話はまた今度いたします。

後期型タイプM乗りの皆様ご安心ください。極性確認済みの情報をきちんと載せますね。正解はこちら。

+極性の向き

+極性がメーター下側に挿入されて、それから時計回りに回すのです。これによって、+極性はメーターの左側に来ることになります。なんだか画像をみると+というより×って感じですね!?

7.逆手順で各部品取り付け

全てのソケットを装着したらいよいよ車両への取り付けになります。いつも思うのですが、部品を取り外すのって仕組みを理解しながら。。もしくは理解せずに必死にやるものですから、取り付けの際にはあれ?どうやって付いていたんだっけ?配線はどこにどかしてあったんだっけ?となります。

ここもその一つ。コンビネーションメーター裏側には配線をはめる部分があるんです。取り外しの時には気づかなかったなぁぁ。きちんとここに配線を固定してからコンビネーションメーターを取り付けましょう。というのも下の写真の右側、黒い縁が見えるところはスピードメータを回転させるためにギアボックス辺りからくるスピードメーターケーブルが機械的に接続される部分なのです。こういった可動部に配線が絡みついたら。。壊れますよね。。

ハーネスの固定部分

コネクタ類や配線類を取り回して、コンビネーションメーターを納めるところに納めます。この時、ヘッドライトスイッチだけをコネクタに接続し、エンジンキーを回してからスイッチオンすると!!

メーター点灯確認

いかがでしょう?写真では、そのはっきりとした発光具合が分かりづらいかもしれませんがLEDの鋭くかつ、まんべんない光が古きメーターを照らしているのが分かりました。めちゃ感動です!

tetsutaku2001さんの商品はR32系以外の車種にもラインナップがあるようですので他のお車にお乗りの方にもオススメです。タイプMちゃんには白色LEDを選択しましたが、メーターパネル自体に色がついているのか夜間に確認するとうっすらと青味がかった色で発光していました。そういえば20数年前に青い電球に交換することを夢見ていたのである意味、大成功!でした!

<後日談>実は何の手違いかデジタル時計の照明が点灯しておりませんでした。確認したのは昼間だったので、夜間照明の時に光るんだよなぁと勝手に勘違いしていました。。。ひと段落したらも一度かっぴらいて作業します。。。

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