タイプMの走りのリフレッシュ項目で挙げた「ブレーキを踏むと奥の方でペダルがきしむ」ですが、診断をしてもらったディーラーさんから悲しいお知らせが届きました。。
車輪のホイールの隙間から金属の円盤が見えるのですが、これが「ディスクブレーキ」というブレーキの構造の一つなわけです。タイプMだけでなくそれなりのグレードの車両だと前輪2つもしくは四輪ともに装備されているものです。ここで見えている円盤が「ブレーキローター」、その円周の一部にあってブレーキローターを挟み込んでいる装置が「ブレーキキャリパー」というものです。
その他、ブレーキキャリパー内部にはローターに押し当てられて回転を制動してくれる消耗品「ブレーキパッド」とパッドを押したり引いたりする「ピストン」が内包されています。
ブレーキペダルを操作すると、油圧の力でキャリパー内のピストンすなわちパッドが連動して動き、ブレーキがかかったりする仕組みです。(下図ご参照)
悲しいお知らせとは。。きしみ音が出る時にキャリパー自体が外側に動くというのです。オーバーホールで直る自信がないとのことでキャリパー交換を勧められました。また、ブレーキ全体を考えるとローターやブレーキホース(油圧の油が通る管)の交換も勧められました。
しかーし!しかしですよ。ディーラーさんをもってしてもお金で解決できない。というのが悲しいお知らせの本質なんです。新品パーツが存在しないから!!
うーん。保安部品に関して素人判断したりDIYするのはとても怖いので、どう対処したらいいか、現在ノーアイデアです。
まずはキャリパー周りのお勉強をして、オークションを含めて入手できる部品について吟味してみたいと思います。方針が決まってリフレッシュした際に改めて紹介していきますー。